ISW11M PHOTONでauとドコモの回線を使用する(後編)
2012年8月20日 | デジモノ

前編ではIS04からPHOTONへの持込み機種変(SIM入れ)を実施しました。
後編では、PHOTONのSIMロックを解除して、ドコモの回線も使用できるようにします。
SIMロック解除サイトを利用する
ネット上の先人の教えに従い、simーunlock.netというサイトを利用しました。
こちらで機種名とIMEI等を登録し、4.99ユーロをPayPal経由で支払うと、SIMロック解除コードが発行されます。
2012年8月現在のレートだと、500円ちょいですね。
30分程度で発行されるそうですが、申し込んだのが現地時間の午前5時ごろだった為か、 今回は4時間ぐらいかかりました。コードが発行されると、下記のようにcode欄に数字が赤で表示されます。
これで、SIMロック解除コードの取得は完了です。
PHOTONのSIMロックを解除してドコモSIMを使用可能にする
SIMロック解除コードが発行されたら、W-CDMAのSIMカードを挿した状態でPHOTONの電源を入れます。ここではドコモのSIMカードを使用しています。
ロック解除コードを入力する画面が表示されるので、 simーunlock.netで発行されたコードを入力します。
私の場合は、この画面が表示されて一度目はうまくいきませんでした。
この画面から遷移できないので、一度電源を落として念のためSIMカードを挿し直してから電源を再投入し、もう一度コードを入力するとなぜかうまくいきました。
まだこの状態ではKDDI回線のままなので、ローミングモード選択メニューで「すべてのGSM/UMTS」に切り替えます。
日本ではGSMの通信方式は無いので、ネットワーク選択メニューから「UMTSのみ」を選択します。ここは自動の設定でも良いのかもしれませんが。
端末情報を見てみると、ネットワークの欄が「JP DOCOMO」で認識しました!
ロック画面でも、同じようにJP DOCOMOの表示があります。
この状態で電話をかけてみると、ちゃんとドコモの番号で発信できました。ローミングモードの設定を「KDDIのみ」に戻せば、auの回線で発信が可能となりますので、まずは私のやりたい事が叶いました。
でも、せっかくなのでSoftBankのSIMも試してみます。
iPhone 4のSoftBankマイクロSIMをPHOTONに入れてみる
メイン使いのiPhone 4からSIMカードを取り出しました。てか、iPhoneの液晶保護シートずいぶん汚れちゃったなー・・・新しいiPhoneが待ち遠しいです。
でも、iPhone 4はマイクロSIMなので、PHOTONに挿入するにはサイズが合いません。そのため、マイクロSIMアダプターってのを使用します。いつか使う時があるかもしれない!ってことで、ちょっと前に買っておいたんだよねー。
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こんな感じでアダプターにマイクロSIMをセットします。
この状態で、PHOTONのSIMスロットに挿し込みます。
そしてPHOTONの電源を入れてみると・・・SoftBankキター!
SoftBank回線でも、ちゃんと発信できました。
とりあえず当初の目的を達成
これで、PHOTON1台でauとドコモの無料通話回線を使い分ける事ができるようになりました。
但し、待ち受けは選択している通信方式のみとなるようですね。両方の回線で同時に待ち受け出来るようになれば凄くいいのですが。
APNの設定をすればデータ通信も可能になるみたいですが、とりあえず今は必要無いので、海外に行った際なんかにW-CDMA方式のプリペイドSIMとかで試してみたいと思います。
今回使用した端末は、システムのバージョンが「45.4.10.ISW11M.KDDI.en.JP」、ベースバンドバージョンが「N_02.29.08P」というものでしたが、どんな条件でもうまくいくかはわかりませんので、もし実施される場合は自己責任でお願いします。
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