ネットブックにWindows 8をインストール(導入編)
2012年3月22日 | デジモノ
前回のエントリーでは、Windows 8をインストールするネットブック Aspire one AOA150について、モリモリ改造した部分を含めてスペックを紹介した。
今回は実際にWindows 8 Consumer Previewをインストールして、動作確認をしてみる。対象となるマシンは改造によって多少スペックアップしているが、現在出回っているマシンに比べるとかなりスペックは劣る筈で、果たして快適に動作するのか見所である。
インストール媒体の準備とシステム要件の確認を実施。
なにはともあれ、インストール媒体が無いと始まらないので、Windows 8 Consumer PreviewのWebページからisoイメージをダウンロードしてDVDに焼く。
出来上がったインストール用DVD。サインペンで殴り書き。やる気がビンビン伝わってきますね。
ネットブックなので光学ドライブがありません。なので、当時購入したBUFFALOのポータブルDVDドライブを使用します。
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どういうわけか、2万円台の値段がついてるんだけど、なんなんだろう。もし欲しい人がいれば2万円でお譲りしますよ。
次に、Windows 8のシステム要件を調べてみる。
・プロセッサ:1 Ghz 以上
Atom N270 1.6GHzなので問題なし。
・RAM : 1 GB(32ビット)または 2 GB(64ビット)
Atom N270は32ビットのみ対応。無駄にメモリ1.5Gへ増設した事が初めて意味を成しそうだ。
・ハードディスクの空き領域:16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット)
内蔵SSDは32GBなので問題無し・・・と言いたいところだが、既に稼働しているWindows XPを残したままデュアルブートでインストールしようと思っていたので、ちょっとやばいかもしれない。さっそく確認してみる。
CドライブのWindows XPのみで約15GB使用。残りの15GB程度はubuntuで使用していて、これを消したとしてもディスク容量が足りなそう。
面倒なので、初期状態へリカバリする事にした。
既にお気付きと思うが、なかなか本題が始まらないのが当ブログの残念な特徴である。
夜も深まってきたせいか、ubuntuを削除したりパーティション切り直したりするのが面倒になってきたので、男らしく初期状態へリカバリする事にした。
途中、男らしくばっさりやりすぎて、GRUBのブートするパーティションが無いよ!的に怒られるアクシデントが発生したりしたが、なんとかWindowsの再インストール可能な状態になった。
ここでリカバリディスクのご登場である。どこかで見たようなこのやっつけな感じ。2009年から全く成長していないことがよくわかりますね。
成長が見られない残念な私とは裏腹に、Acerのリカバリツールは良くできている。クリック数回の操作により、10分足らずで初期状態に戻すことができてしまうのだ。
このように進捗状況もばっちり表示。なんとも親切。
「対処がファイルする間・時を待ちなさい」 非常に深いお言葉です。
私は言われるがままに、時を待ちました。するとなんとも懐かしいあの画面が。
Windows 8をインストールするはずが、なぜかWindows XPのインストールをしています。
意味がわからないでしょう? 大丈夫、書いてる私も意味がわかりません。
気を取り直して、Windows 8の受け入れ準備を進めましょう。初期状態ではWindows XPが内蔵ディスクを全て使用している状態ですので、EASEUS Partition Managerというフリーソフトを使ってパーティションを分割します。
こんな感じで編集したいパーティションを選択します。
Windows 8用に19GB程度割り当てましょうかね。
というわけで、ようやくWindows 8のインストール領域が作成できました。
ようやく本題。Windows 8をインストールする。
待ちに待ったこの時がようやくきましたね。外付けDVDドライブにインストールDVDを入れて、Aspire oneを再起動します。
金魚?Windows 7のベータ版の時も金魚だったよーな。
そんなわけでセットアップ開始ー!
インストールするパーティションの選択。そうそう、この為にいままで無駄に頑張ってきたんだよ。慎重に「割り当てられてない」方を選択します。
おおお、はじまりました。
お、ブートドライブの選択画面?
なんかキタ!
そして・・・メトロスタイル登場!
ドキドキしながら、とりあえずIEのタイルを押してみる・・・あれ?
解像度が低すぎる・・だと?
どのアプリも、ことごとく同じエラーメッセージで起動しない。
解像度を見てみると、800×600だった。おそらくディスプレイドライバを認識できていないのだろう。
というわけで、Windows Updateを実行して、私は待った。「対処がファイルする間・時を待ちなさい」 と、かのリカバリツールさまも仰っていたではないか。
すると・・・マシン本来の解像度である1024×600を認識してくれた。
Windows Updateが完了しリブートされる。お、なんかさっきより画面が美しいではないか。
メトロスタイルの表示もくっきり。これは期待できる。
再度、ドキドキしながらIEのタイルを押した・・・あれれ?
あー、システム要件のところで、解像度が1024×768以上って書いてあったけど、推奨条件だと思って読み飛ばしてた・・・まさか必須条件なんでしょーか。
Microsoftのページに書いてあるのは、この文章ね。
Windows Store にアクセスし、アプリをダウンロードして実行する場合は、インターネット接続と 1024 x 768 以上の画面解像度。
あー、この条件が引っかかってそうですね。Windows 8ならではの機能がレビューできないとかwww
とりあえず使用感をレビュー。
デスクトップは普通に操作可能でした。ちょっといじった感じだとあんまストレス無く動いてる気がしますよ。
てか、デスクトップだけだとWindows 7とあんま変わらんしww
まだ、無線LANやカメラなどいくつかのデバイスが認識出来ていないので、ドライバを探したりしてもう少しいじってみようと思う。
・・・ちょっと残念な結果になったけど、もしメトロスタイルのアプリが起動出来るようになったら、その時にでも改めてレビューするかもです。
この萎えた気持ちが回復したら、MacBook Airで64Bit版のWindows 8を試してみようと思います。
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